平屋に作る中二階やスキップフロアなどは、単調になりがちな空間に縦の変化を与えだけでなく、楽しい遊び心ある空間をもたらします。
中二階は小屋裏や床下などにも利用でき、建物内部の空間を有効活用することにもつながり、コストパフォーマンスの高い平屋を建てることができます。
そこで今回は平屋の中二階について、
中二階の外観
中二階を作るメリット、デメリット
中二階のコスト
などについて紹介していきます!
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中二階のある平屋の間取りをご紹介
まずは中二階のある平屋の間取りを紹介していきますね。
小屋裏部屋と吹き抜けのある家
小屋裏部屋と収納庫のある家
小屋裏収納がある平屋の家
遊び心のある中二階のある平屋
子供部屋を見渡せる広々した間取り
中二階のある平屋のおしゃれな外観
急勾配の屋根の家
少し階高を上げてスキップフロアしている家
平屋に中二階を作るメリット&デメリットは?
メリット
デッドスペースが消える
特に平屋では、延床面積に対する屋根面積が大きく、その分デッドスペースの割合も大きいといえます。
しかし中二階を作り、小屋裏や床下の収納・部屋として使用することで、デッドスペースを有効に活用できるメリットがあります。
また、中二階とすることで、空間の広がりが縦方向にも出来、採光や通風にも有利となり、これらを利用した魅力的で快適な住空間とすることができます。
さらに、中二階とすることで、上下の穏やかなゾーニング意識が生まれ、間仕切壁を作らなくとも寝室などの一定のプライバシーが必要な空間を作ることも可能になります。
視覚的に広く見える
上下に視界がずれるので、みんなで同じ空間にいても少し違う部屋にいるような感覚になり、部屋数も多く感じるようになります。
変わらない広さの家ですが、中二階をプラスすることによって少し広く感じたり、部屋の数が多くなったように思いますよ♪
デメリット
コストが上がる
また、スキップフロアによる空間をイメージしにくく、構造も複雑になるため、相応に設計能力が必要になります。
ですから、単に平面・立面図だけでなく、断面パースなども設計担当者に要求して十分に理解しておくことが重要でしょう。
光熱費がかかる
一部屋プラスされることで、一部屋当たりの気積量も大きくアップされその分光熱費が多くかかるようになるんです。
しかし、現在は住宅の性能が断熱性と機密性に優れているので、そこまで光熱費が上がる心配はないかもしれません!
平屋に中二階を作ると…価格、予算はどう変わる?
純粋な平屋建ての延べ床面積100m2の建物と、同じ床面積の中二階の建物を比べた場合、明らかに中二階の方がコストアップになります。
面積に算入されない面積を算入した場合、単位面積当たりのコストは下がります。
目安としては、選択したハウスメーカーの純粋な平屋の坪単価が60万円の場合、小屋裏や中二階などで増えた床面積に対しては1/2ほどの坪単価コストが掛かると考えるといいでしょう。
たとえば、基準法上の延床面積が30坪で坪単価が60万円の場合、本体価格で1800万円となりますが小屋裏部屋や床下の収納庫で延床面積に算入されない面積が5坪増えた場合、150万円ほどが追加費用となり、合計では1950万円となります。
しかし、平屋形状でも初めから中二階あるいは小屋裏の部屋付きで企画・セットしている商品が多く、この場合の中二階や小屋裏部屋のコストは企画内容や仕様で様々ですからあくまでも目安としてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、中二階について様々な紹介をしてきました。
いいところもダメなところも様々な部分を、発見することが出来てよかったです♪
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