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【二階のある平屋】平屋に中二階をプラスした間取り・外観特集!デメリットは?

建築方法

 

平屋に作る中二階やスキップフロアなどは、単調になりがちな空間に縦の変化を与えだけでなく、楽しい遊び心ある空間をもたらします。

 

中二階は小屋裏や床下などにも利用でき、建物内部の空間を有効活用することにもつながり、コストパフォーマンスの高い平屋を建てることができます。

 

そこで今回は平屋の中二階について、

 

中二階のある間取り
中二階の外観
中二階を作るメリット、デメリット
中二階のコスト

などについて紹介していきます!

 

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中二階のある平屋の間取りをご紹介

まずは中二階のある平屋の間取りを紹介していきますね。

小屋裏部屋と吹き抜けのある家

このプランは小屋裏利用の2階建てです。小屋裏部屋の1室(左側)にはドーマー窓があり、他方(右側)は妻壁に窓があり、吹き抜けに面しています。なお、右側の小屋裏部屋に接している吹き抜けをベランダにすることもできます。その場合、上部の屋根の一部をカットする必要がありますが、ちょうどオープンカーの幌を上げたような、囲まれ感がありながら天空の開放が得られる空間になります。

小屋裏部屋と収納庫のある家

このプランでは、1階に収納庫(蔵)を作っており、上部を子供部屋としています。その子供室の入り口前のライブラリースペースは、下のLDKからも気配が感じられる位置にあり、スキップフロアの程よいゾーニング感覚が生かされています。なお、延床面積は119.24m2(36.07坪)としていますが、1階の蔵(26.49m2)と小屋KURA(6.62m2)は含まれていません。

小屋裏収納がある平屋の家

中二階を作りその場所をすべて収納スペースに変えた間取り。吹き抜けもつけてかなり風通しがいいように作られています。中二階へのこだわりもすごく、勾配天井でできているので奥行きもあり、のんびり広々空間そ過ごすことも可能!子供の隠れ家としても使用できますよ♪

遊び心のある中二階のある平屋

4LDK+ガレージのある平屋として設計されているこちらのお家!リビングと直結でつながっているようになあっているので、リビングの収納場所として使用できるのがポイント!季節ごとに電化製品を収納するのにすごくおすすめです!

子供部屋を見渡せる広々した間取り

スタイリッシュでおしゃれな広々とした間取り!リビングを見渡せる一に中二階を設置したので、お子様が下で遊んでいるときも安心して見守ることができます!また、玄関もかなり広いスペースをとっているので、来客には見えないシューズクローズも設置!各部屋とても日当たりがいい場所に設置されています!

中二階のある平屋のおしゃれな外観

急勾配の屋根の家

小屋裏を居室利用している建物で、必要な天井高さを確保するために、急勾配の屋根としています。そして、急勾配の屋根の鋭角な線が建物のアクセントにもなっています。全体に若々しい、綺麗な外観だと思います。

少し階高を上げてスキップフロアしている家

この外観は、上で紹介した間取りプラン「小屋裏部屋と収納庫のある家」のもので、写真では陸屋根のように見えますが、手前から奥にかけて登って行く緩やかな片流れ屋根になっています。そして、窓の高さなどから、一般的な住宅よりも少し階高が高い、つまり天井が高いように思います。

 

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平屋に中二階を作るメリット&デメリットは?

メリット

デッドスペースが消える

一般的な住宅の場合、デッドスペースが多く存在します。

特に平屋では、延床面積に対する屋根面積が大きく、その分デッドスペースの割合も大きいといえます。

 

しかし中二階を作り、小屋裏や床下の収納・部屋として使用することで、デッドスペースを有効に活用できるメリットがあります。

 

また、中二階とすることで、空間の広がりが縦方向にも出来、採光や通風にも有利となり、これらを利用した魅力的で快適な住空間とすることができます。

 

さらに、中二階とすることで、上下の穏やかなゾーニング意識が生まれ、間仕切壁を作らなくとも寝室などの一定のプライバシーが必要な空間を作ることも可能になります。

 

視覚的に広く見える

同じフロアでも数段差がつくようになるので、感覚的に広く見えることがあります。

上下に視界がずれるので、みんなで同じ空間にいても少し違う部屋にいるような感覚になり、部屋数も多く感じるようになります。

 

変わらない広さの家ですが、中二階をプラスすることによって少し広く感じたり、部屋の数が多くなったように思いますよ♪

 

デメリット

コストが上がる

上で延べたようにコストパフォーマンスは高くなりますが、総額コストが若干上がります。

また、スキップフロアによる空間をイメージしにくく、構造も複雑になるため、相応に設計能力が必要になります。

 

ですから、単に平面・立面図だけでなく、断面パースなども設計担当者に要求して十分に理解しておくことが重要でしょう。

 

光熱費がかかる

コスト問題にさらにかかってくるのが光熱費です

 

一部屋プラスされることで、一部屋当たりの気積量も大きくアップされその分光熱費が多くかかるようになるんです。

 

 

しかし、現在は住宅の性能が断熱性と機密性に優れているので、そこまで光熱費が上がる心配はないかもしれません!

平屋に中二階を作ると…価格、予算はどう変わる?

 

純粋な平屋建ての延べ床面積100m2の建物と、同じ床面積の中二階の建物を比べた場合、明らかに中二階の方がコストアップになります。

 

面積に算入されない面積を算入した場合、単位面積当たりのコストは下がります。

 

目安としては、選択したハウスメーカーの純粋な平屋の坪単価が60万円の場合、小屋裏や中二階などで増えた床面積に対しては1/2ほどの坪単価コストが掛かると考えるといいでしょう。

 

たとえば、基準法上の延床面積が30坪で坪単価が60万円の場合、本体価格で1800万円となりますが小屋裏部屋や床下の収納庫で延床面積に算入されない面積が5坪増えた場合、150万円ほどが追加費用となり、合計では1950万円となります。

 

しかし、平屋形状でも初めから中二階あるいは小屋裏の部屋付きで企画・セットしている商品が多く、この場合の中二階や小屋裏部屋のコストは企画内容や仕様で様々ですからあくまでも目安としてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事では、中二階について様々な紹介をしてきました。

 

いいところもダメなところも様々な部分を、発見することが出来てよかったです♪

 

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