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【全部わかる】平屋に勾配天井っていい!?費用や外観、メリット&デメリットとは!?

家内
Child room with a two-tier bed in the attic, empty wall

 

勾配天井(こうばいてんじょう)って聞いたことありますか?

 

勾配天井とは、屋根の形状を生かして勾配をつけた天井のことを指します。本来屋根裏になるスペースを抜いているので一般的なものより天井が高く見えます。

 

今回は、勾配天井について

・メリット、デメリット
・費用
・外観

などを詳しくご紹介します。

 

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平屋に勾配天井とは?平屋にはいいの?

上記でも挙げた通り、勾配天井は天井が高く見えます

 

2階建てだと上は部屋になるため1階の天井の高さは限られてしまいますが、平屋なら高さの制限においては2階建てより自由度が上がるため、勾配天井がオススメです。

 

また、平屋で勾配天井にすることで本来1階しかない平屋にロフトを設置し生活スペースを広げることも可能です。

平屋に勾配天井、かかる費用はどれくらい?

勾配天にした場合、費用はどのくらいなのでしょうか。

 

一般的には勾配の分壁の面積が広くなるため費用は高くなるようです。

 

しかし、逆に安くなるという意見もあります。天井を高さを抑える=建築費用を抑えることになるので、普段の価格よりは費用は少し安くなるようです。

 

また、勾配は個室ではあまり必要ないように思われます。寝室や子供部屋などは逆に籠もり感のある方が落ち着きます。勾配天井を利用したいのは家族が集まるリビングダイニングが主なので、間取りに応じて勾配をつけるようにすれば費用は抑えられそうです。

平屋に勾配天井を付ける外観はどう?

リビングの勾配天井や表し梁などカッコイイにこだわった平屋

出典:カゴスマ

こちらはアイフルホームさんの建築事例、30坪台4LDKの平屋

 

同一デザインの外壁を色違いで2つに張りわけたシンプルモダンなお宅です。屋根は片流れになっており、玄関上の軒との高低差が他にはない個性を出しています。リビングと畳コーナーをひとつにつなげたフロアーは勾配天井にすることで広々をしており、表し梁が空間に良いアクセントを生んでいます。

 

ローコストでオリジナルの平屋を建てる方法

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平屋に勾配天井メリット

解放感が生まれる

何と言っても勾配天井にする一番のメリットは解放感です。

 

天井を高くすることで視線が上に抜けるため、立っているときはもちろんソファーに座って寛いでいるときは尚更解放感を感じます。通常の平らな天井と、屋根の形に傾斜した勾配天井を比べてみると分かりますが、同じ面積の部屋でも見た目の印象がだいぶ変わります。

通気が良くなる

勾配天井にすることで、通常では付けられないような高い位置に窓を取り付けることが出来ます

 

暖かい空気は上にいきますので、窓を設置し暖かい空気を逃がすことで通気性がよく夏も快適に過ごすことが出来ます。また、通気性だけでなく窓を高い位置に付けることで家の中に日の光を取り入れることが出来るため、日中は電気をつけなくても明るい空間になります。

平屋に勾配天井デメリット

暑くなる

さて、勾配天井のデメリットとして挙げられるのが暑さです。

 

まず、本来屋根裏のスペースを抜いているということは屋根にあたった熱を遮断する部分がないということです。その分熱が直接部屋に伝わる為暑く感じます。勾配天井にした場合、そのことも考慮し断熱性の高い建材を使用する必要があります。

 

また、空気は冷たくなると下に、温められると上にいきます。そうすると暑い空気が上がりっぱなしになるため部屋も暑く感じます。そうするとエアコンをつけていてもなかなか部屋の温度が下がらないといったことも起こりえます。空気対策としては暑い空気も循環させるシーリングファンを設置するなどの工夫があれば暑さも解決できます。

照明の設置が難しい

勾配天井の場合、天井が高くなることで部屋としての空間は広くなります。

 

そのため普通の部屋より照明の配置が難しく、吊るすように付けないと上手く配置できないというデメリットがあります。空間が広くなった分、どこに照明を設置するかで部屋の一角だけ照明が全く当たらず薄暗いなんてことにもなりかねませんので、照明計画の難易度は多少上がります。
また、設置後も照明の交換や掃除も高い位置にある分メンテナンスが大変にはなります。

 

ダイナミックな印象を与える大屋根シルエットの家

こちらはセキスイハウスさんの建築事例、30坪台の小屋裏スペースのある平屋

 

傾斜をつけた大きな屋根が印象的です。縦に大きく伸びるこの傾斜を生かして太陽光パネルも設置されていますね。中は勾配天井を生かした小屋裏スペースがあり、書斎として使われています。
やはり小屋裏スペースは籠もり感があり+αのお部屋としては最適です。また、勾配を生かし設置した天窓がやさしく光を取り入れてとても落ち着いた空間にしてくれていますね。

こだわる平屋

こちらは大和ハウスさんの建築事例。

 

リビング横にインナーガレージがある、車好きにはたまらないお宅。外観はガレージの高さを抑えダイニング側を勾配天井にしており、勾配の異なる屋根を組み合わせることで採光も取り入れた設計になっています。隣に中庭を設置していることで見た目にも風や光を感じられそうです。

高さのある勾配天井にはシーリングファンを付けてオシャレに!

 

上記の暑さ対策でも少し触れましたが、高さのある勾配天井にオススメなのがシーリングファンです。

 

最近は吹き抜けにしているリビングの頭上によく設置されていますね。

 

シーリングファンは見た目のオシャレさだけでなく、空気の循環もしてくれるため夏はエアコンの冷たい空気を部屋全体にいきわたらせてくれます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

暑さや照明の位置などのデメリットも挙げましたが、そのデメリット対策をしっかりしていれば勾配天井は本当にオススメです。建てた後に勾配天井にするのは難しいですからね。良い点も注意する点もしっかり考慮した上で、素敵なお家づくりを目指してくださいね。

 

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